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2017年 09月 26日
最近は地元にいることが多く、出会いも地元。 本はそりゃ本屋さんで出会うことは多いけど、そうでない場所でも多く。 左のRe:Sという本はうちの街のはずれのカフェ「くろねこ舎」さんで出会う。 カフェというものは飲み食いが主ですが、いい本を置いてあったり。 私が最初に目を惹かれるのはどうも絵的なものが多いのだが、 (グラフィックデザイナーゆえというのもあります) 先に「絵」に惹かれるのですが、次に(すぐに、だけど) それらに付いている短い文章がキャッチとかリードとかにぐいっと引き寄せられることが。 で、このRe:S、の巻頭言みたいのに惹かれたわけです。 「駆けあしな世の中が ぽろぽろと落としていった大事なものを ひとつひとつ拾いあげていく そんな雑誌をつくろうとおもいます。」 ああ、自分もそうしたいそうでありたいと思っていたところです。 とちょっと合点がいった。 この後探して購入。 右の「ボタンとリボン」は最初「手芸の本かしら?」って思ったら違うのです。 違うんですが、では何の本?と聞かれると難しい。 これは、books「ねこの図書館」さんで出会い、そこで購入しました。 「普通の人が、普通に感じている、大好きなことや、憧れていること。 それらにボタンをかける、リボンで結ぶといったように、自分とつなぎ合わせるには~中略~ そんな行為が何気ない暮らしに小さく灯りをともす~後略」 と「この本について」みたいな「刊行にあたって」みたいな、ところに書いてあって。 それがビビッと来ましたのです。ああ、そういうボタンとリボンなのか~と。 あまり文学的な頭ではない私ですが、たまに文章や言葉によってそうとう心をつかませられます。 やはり本という物は絵的なモノと文章のマリアージュで購入に至るわけです(私はネ)。 しるみるもこうでありたいなーと思っていますが、実は上記のような立派な刊行の言葉的な目的で始めたのではなく、私利私欲、、、自分たちの紙で行う営業活動として始まったのです、 が、 やっていくうちに、自分たちの好意的に気になってる物で、あまり知られていない良きものを知らせたり、人と人、物と人、物と物を繋ぎ合わせられる役目ができたらなぁーと思うようになりました。 知って/見て/作って→繋ぐ。 あ、これこそ「媒体」という語源にあっているではないか! (B) 配置情報 蔵前のギャラリーキッサにしるみる5号が置いてあります。 ねこ図書さんの通信やカードも!
by sirumirutukuru
| 2017-09-26 16:45
| しる
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